新作ブラックルチルクォーツのジュエリー

こんにちは。
生産管理担当の仲村です。

今日は、新作のブラックルチルクォーツを使ったジュエリーが生まれるまでの
ストーリーについてお話をさせていただきます。

実はHASUNAでは、ひとつのジュエリーを生み出すために、およそ6カ月ほどの時間をかけています。

そのため、この商品の企画が始まったのは、まだ寒い、2月、3月の頃でした。

新しい素材として入荷したブラックルチルクォーツとミルキークォーツは、春夏に向けての商品を考える際に、暑い夏に涼し気なストーンを！というイメージで作ったものの、当時は寒々しいくらいでした。

しかし、連日暑い日が続く中発売となるこのシリーズは、まさにこの時期にぴったりな表情。冷えた氷を思わせる、クールなコレクションとなりました。

中でも注目いただきたいのは、この素材の面白さです。

ブラックルチルクォーツは、クォーツの中に針状の結晶(ルチル)が閉じ込められたとても面白い宝石。特に今回はびっしりとルチルの入ったタイプのものを入手することができました。

ネックレスには楕円など丸みのあるシルエットのもの、ピアスには少し台形のようなスクエアな形のものを選んでつけています。

特に形や大きさ、ルチルの密度に気をつけて選び抜いたピアス用のストーンは、もうこれ以上のペアリングは考えられない！という左右のマッチングがわたしのこだわりです。

一方のミルキークォーツは、その名の通り少しだけミルクをたらし込んだよう。
とろりとした透明感が商品にニュアンスをもたらし、クールな印象の中に微妙な女性らしさを感じさせてくれます。

そして今回のコレクションからデビューを果たす、新しいモチーフパーツも自信作です。
直線と曲線を組みわせてできたフォルムはアールデコを思わせ、ノスタルジックなのにモダンな洗練された形。

まるでコンテンポラリーアートのようですね。

しなやかで美しい佇まいそのものが、HASUNAのジュエリーを身につけるたおやかで凛とした女性を思わせます。

この、素材とパーツから成るモノトーンの配色が、皆様のおしゃれなワードローブと一緒にこの暑い夏を涼しげに楽しく乗り切るアイテムとして大活躍することを想像する毎日です。